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「お多福人形」木彫り 彩色

 明治16年、文楽太夫の木文字重兵衛が副業に営んだ「めおとぜんざい」の店頭を飾った人形。その間、大阪に生まれ、大阪の庶民の姿を描き数多くの優れた作品を生み出した小説家・織田作之助の「夫婦善哉」にも登場するなど、「お多福」は80年にわたり大阪のシンボルとして庶民に親しまれました。

 昭和30年代、店の閉店に伴い「お多福」は人々の前から姿を消しましたが、ふぐ料理「太政」の創立者・青柳政二の手に渡り、同氏の設立した百河豚美術館で保管することになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お多福」 江戸時代

  

 

 

 平成25年9月25日(木) 朝日新聞(夕刊)掲載

  お多福像50年ぶりの里帰りは地元で大きな反響を呼びました。