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平成28年度 企画展

 

 

                                      

    「日本のいろ-悠久の歴史に

  

      はぐくまれた彩の世界」

 

       いろどりの部 平成28年4月1日(金)〜 10月2日(日)

 モノトーンの部 平成28年10月4日(火)〜平成29年3月31日(金) 

 

 私たちが暮らす日本には移り変わる四季があり、春夏秋冬それぞれ

季節には自然の織り成す豊かな色彩美があります。このような気候

風土の中で日本人には美に対する独自の感性が養われてきました。

日本の芸術文化は主に大陸から伝わりましたが、それらを受け入れた

後、少しずつ日本様式に変化させ、結果的には他の国には見ることの

できない日本独自の芸術や文化を形成していったのです。特に色彩美

に対する感性は世界のどの国よりも繊細といえるでしょう。桜色・鶯

色・空色といった植物や鳥、自然を由来とした400色近い日本の伝

統色である和色からもそれが伺えます。

 今年度の企画展は、そんな色に着目し、所蔵作品の中から色彩あふ

れるいろどりの部と単色美のモノトーンの部にわけて公開します。

いろどりの部では没後300年を迎えた琳派の始祖である尾形光琳や

色絵京焼を完成させた野々村仁清などの作品を中心に、モノトーンの

部では墨の濃淡が美しい水墨画や力強い書、絵付を施さず釉薬のみで

仕上げられた焼物など、対極の世界をお楽しみ下さい。